こんにちは、ことりです。
今回は、悟りが開けそうな「傷つきやすい人のための 図太くなれる禅思考」という本をご紹介!
禅の言葉とともに、図太く生きるためのヒントが満載です。
各章(全5章)から気に入ったお言葉をピックアップしてご紹介いたします。
こんな人におすすめ!
- 些細なことで、すぐあれこれ思い悩んでしまう
- 自分の意志よりも、人の言うことに流されやすい
- 何か心を塞ぐことがあると、いつまでもそこから抜け出せない
- いつも周囲にどう見られているか、気になって仕方がない
- 傷つくのが怖くて、自分が思ったことをいえない
第一章 ちょっと図太くなって、たくましく生きる
禅は「比べる」ことをもっとも嫌う
劣等感は自分と他人を比較することで生まれる。
他人と比べても意味はない。
自分の内にこそ、比べるものがある。
第二章 図太い人は、人間関係にも強い
悩みを楽しむ方法は「知足」にあり
「知足(ちそく)」とは、文字どおり足るを知るということ。
足ることを知っている人は、たとえ地べたに寝るような生活をしていても、心は安らかで幸せを感じることができる。
図太い人は悩みさえ「ありがたい」と思う。
第三章 図太い人は、気持ちの切り替えがうまい
年相応ではなく、自分相応に生きる
今の自分ができること、やりたいことと向き合う。
自分相応に生きたら、年に縛られることなく、老いに対して鈍感でいられる。
老いに鈍感になると、若々しくいられる。
第四章 怒りをため込まないで、図太く解消する
怒っている相手と同じ土俵に上がらない
「和顔(わげん)」という禅語は和やかな表情という意味。
禅では人に対しては常にその表情で接しなさい、と教えています。
「和顔施(わげんせ)」という言葉もあるくらいで、和やかな表情にはお布施と同じ効力がある。
怒りには「和顔」というお布施をもって返す。
第五章 図太さを貫いたその先に
究極の図太さとは、「ただの人」として生きること
仮の姿である肩書きからも、地位からも離れた、ただの人としてどう生きるかに人生はかかっている。
まわりのなかでどうか?ではなく、自分の信条を貫いて生きる。
「ただの人」としてどう生きるか、それで人生は決まる。
まとめ
ふと人生につまずきそうになった時、思い出したい言葉がたくさん載っています。
物事の見方、考え方の幅が広がる本だと感じました。
著者の枡野俊明(ますの・しゅんみょう)さんは住職の方で「世界が尊敬する日本人100人」にも選出されていて、庭園デザイナーなどもされている、なんだかすごいお方みたいです。
この方の本は定期的に読んで、生きるヒントにしたいなと思いました。
他にもたくさんの著書(「心配事の9割は起こらない」、「禅、シンプル生活のすすめ」など)があり、おすすめです。
気になった方はぜひお手に取ってみてくださいね!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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